えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

じゃあ いったい誰を責めるのか?

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ここ数日 ダイビングの死亡事故について書いていたので
みんなから   「ブルーシャーク2に何かあったのか?!?!」と
メールが着ましたが

ブルーシャークの事故ではないので。。。誤解のないように

さて みなさん
自分の余命を宣告されたら どうします 

私だったら
迷わず モルディブへ行って ダイビングしたいと願う

これは ダイビングモルディブを愛する人には
   当り前 の  こと だと思うかな?

 (吉川晃司さんよりも やっぱり ダイビングを取ると思う


でもね わかるけど でも これは いろんな人に
迷惑が かかる 話

死ぬ前にモルディブに行きたい 
もう一度 オコベティラに潜りたい
って言う 気持ちは 普通

じゃあ  モルディブに行って 禁止されてる
ダイビングをして  その後体調が悪くなって
そのまま亡くなってしまったら どうなるのかな?

そのリゾートにも迷惑がかかるし
一緒にダイビングしたガイドにも迷惑がかかる

死んでしまった自分を日本に戻すためには
いろいろな手続きもかかる

もしかして 家族は ダイビングガイドに
「あの時 ダイビングするのを 止めてくれれば」と
批判するかもしれない

もしかして 
「もうすこし適切な処置をしてくれたら
   助かったかもしれない」って 言うかもしれない

(モルディブでの最善の処置をしたとしても)


でも いったい 誰を責めればいいのかな?
ダイビングをするのは 危険とわかってて
持病を隠して ダイビングをした自分

自分を責めるしかない
でも 残された家族は 責める相手を間違える
もしかして わかっていてもね


今回の 事故も
ダイビングはもちろん お酒も飲んではいけないのに
飛行機の中でお酒を飲み
それから 一緒に来た ダイビングインストラクターも
事情を知っていたんだって


身内としては 最後に 
モルディブの海を 潜ってもらいたい って
思うのかもしれないけど


でも 
一緒にダイビングをした ガイドは
かなり傷つく。。。。。

私は 幸い 死亡事故に遭った事はないけど
私の知り合いは 

ダイビング前に飲んではいけない薬を隠れて飲んで
亡くなった女性    のガイドをしていて

結局 自分は悪くないのに


「一緒に潜った」って事だけで
インストラクターとしては 責任を感じ
彼女は すぐ イントラ業を やめた


「死亡事故を起こした」と言う ショックで
    イントラは本当に傷つく 

これは ダイビングインストラクターと言う
仕事を していた人にしか わからないと思うけどね
どれだけの 緊張感の中で ダイバーを
つれているか。。。

だから やっぱり 
ダイビングをしてはいけない病気になったら
ダイビングは 諦めよう

いろんな人を 傷つけ
戦わせるから


長くなったので 今日は このへんで。。。