イスラエル、モルディブ大統領パレスチナ訪問に意義ないと表明
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イスラエルは、モハメド・ワヒード・ハッサン大統領による
パレスチナ訪問について意義がないと述べた。
イスラエルタイムズ紙は、イスラエル外務省の
ポール・ヒルスクソン代弁人が、
イスラエルはワヒード大統領の訪問を周知させ、
治安の必要性からモルディブ人職員を配置したと話した、
と報じている。
ポール氏は、パレスチナ人と関わりを
持つモルディブ人の行動に光栄だと述べたとのこと。
しかし現地新聞は、政府の意見が外交上のものだとし、
ワヒード大統領がイスラエルを訪問していないことに対し「
パレスチナのみの訪問はイスラム界の友である
イスラエルとの関係を揺るがせる」と批判を報じた。
モルディブ人大統領として初めてパレスチナ人区域を訪れたワヒード大統領は
、第4回バイト・アル・マクディス国際イスラム会議への出席が目的であった。
これまでは、2011年5月にモハメド・ナシード前大統領政府の
アフメド・ナシーム外務相が
モルディブで初めてイスラエルへ公式訪問した高官となっている。
当時、イスラエル外務省は、ナシード政府が
イスラエルとの友好関係を維持していると述べていた。