えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

モルディブの子供たち

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リゾートに滞在するみなさんは

モルディブの子供たちと接することはないですよね。

でも、もしモルディブ旅行が初めてだったら是非

「漁民の島」ツアーに参加してみてください。

日本でいう「都道府県」みたいなものを

モルディブでは「環礁」と言います。

空港や、首都がある環礁は一般に「北マーレ環礁」と言われています。

最近はモルディブバブルで、ほとんどの環礁にリゾートができていますねえ。

以前は首都マーレの近くに集中していましたけど。

そして各環礁に必ず、モルディブ人たちが住む

「ローカルアイランド」があります。

ここでは普通のモルディブ人の生活が見られますよ。

ほとんどが平屋で、車も走っていません。

あ・・大きい島は別ですけどね。

子どもたちは素足で、元気よくその辺を走っています。

あの環境をみると、「勉強は必要なのか」と

思ってしまうのは私だけでしょうか。

青い海に囲まれ、ふと桟橋を見るとマンタがいたり

アリ環礁のディグラではジンベイまでもが桟橋に来たりします。

計算ができなくっても、英語ができなくても、物理ができなくても

魚をとって、毎日楽しく生活できるじゃあないかって思うのです。

でも、この間も言ったように、最近は12歳くらいになったら、

とりあえずマーレの学校に行かせるために、親元を離れる子も

少なくありません。

私の知り合いのシャルフィーアちゃんは、14歳で学校を卒業し、

マーレの学校に通い、病院で手伝いをしながら勉強していました。

そして20歳になったとき、スリランカに2年留学し、さらに勉強を

していました。

ここのところみんなどんどん海外に行って勉強をしています。

でも、ほんのちょっと悲しいのが、

モルディブ人らしさがなくなっていること。

最近の10代後半で窃盗や麻薬などで捕まるグループが

増えているようです。

まあ、窃盗と言っても、観光客には被害がないとは思いますが、

外国人宅がちょっとした旅行中に泥棒に入られ、

電化製品を全部盗られた・・・とか

私の知り合いは、オフィスのパソコン

全部盗られたと言っていました。

モルディブって、ほかの国に比べたら、全然やっていけると

思うんですよ。

キューバ(*写真はキューバです)の子供たちは

もっともっと

「生きる」

ということに必死だった。

「お金があってもものがないから、鉛筆でもノートでも

石鹸でもいいからちょうだい」

って言われましたよ。

でも、モルディブはそれなりにみんな生きていける国。

なのにここ数年で窃盗や麻薬の犯罪が増えるのもちょっと悲しいですね。

まあ、これはほんの一部の話。

きっと、いろいろな環礁のローカルアイランドに行ったら、

ちょっと

「ホッ」と

するでしょう。

なんにも知らない、本当にそのへんを駆け巡ったり

サッカーをしたり、のびのびと遊んでる

子供たちに出会えるはずです。

それから、

「ジョーリ」と呼ばれる

網網のイスがあって、みんながここで

「ぼーっ」としてる姿も見られます。

「いったいいつ働いてるんだ?」って思うほど

みんなは何時間もいますよ。

これが、本当のモルディブの姿。

時間がのんびりと過ぎていく、ぜひぜひ体験してみてください。