そろそろ、仕事を探そうかなーーと
軽く思い立ち、派遣の登録に行って
その後、とあるOAのメーカーに面接に行きました。
ダイビングのインストラクターをする前は、
イベントのナレーターをしていたので、
ビジネスショーでここの会社にお世話になったことも・・・。
さて、私が悩んだのは、モルディブにいたこの14年をどうやって
説明しようか・・・ってこと。
バブルの頃、今と同じくらい真っ黒だった私は
仕事のオーデションに行くと、いつも
「何故、色が黒いのか?」って
聞かれました。
ダイビングを趣味としていて・・・と答えると、
そのころの企業のお偉い方は
「なんて、こった」と
いう態度だったんです。
あの頃、ジュリアナが流行っていて、毎晩ジュリアナで踊りまくっていた
友人はよくって・・、ダイビングがいけないだとォ
と、怒っていました。
さて、時はバブルからバブル崩壊などを経て、
現在2008年。
私はどうしようか迷った。
14年間モルディブでダイビングインストラクターをしていた・・と
いうことが、今の日本の社会にどう映るのか
でも、恥じることではない!この14年間で見たこと、経験したこと、
出会った人たち、
全部私のたからもの。
これを批判する会社だったら、こっちから願い下げだ
そうしたら、その面接担当の方がおっしゃった。
「素晴らしい経験をお持ちですね。いやー、本当に普通の人では
体験することのできない、とっても素晴らしい経歴を持っている!」
と。
そっかー。今、目の前にいるこの人は私と同年代、またはちょっと上の世代。
あの頃ダイビングを軽蔑したおじさんたちと比べて、
バブルを経験して、それなりに自分の楽しみを持ってる世代。
日本も、捨てたもんじゃアないな
海外で働いている人たちは、日本に戻ってきたくても、来れない理由の
1つとして、「仕事がないんじゃあないか」ってことが
あると思います。
でも、私たちがやってきた、1日1日は、毎日OL生活をしていた人に
負けないくらいの経験だと思うんですよ。
超わがままな外人たちを操っていたんだから
とっても幅広い経験をしていたはず
ちょっと、型破りかもしれないけど、きっと日本で頑張っていけるよ
時代も変わったなぁ。
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