えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

ハイパーベンチレーション と ブラックアウト

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きっと ダイバーの みんなは 知ってる( )と
  思  う  け  ど    

普通の スノーケラー や  海に縁が ない方には

「なんじゃぁ それ  」って感じでしたね 
UMIちゃんも きっと そうだったんだろうなぁ   

じゃあ  ここで  
  「ハ イ パ ー ベ ン チ レ ー シ ョ ン」について


スキンダイビングを する時の 呼吸テクニックで
大きく 深い 早い呼吸を数回繰り返すと 


体内の二酸化炭素濃度が低くなり 
息ごらえの時間を長くすることができます。

息ごらえ 
どれだけ ながく 息をとめていられるか

ダイバーは 水中でも呼吸ができるけど
スキンダイブは 水中で 息を止めなければいけないので

この  「ハイパーベンチレーション」を行うと
水底に 長く いられます  


でも この
「ハイパーベンチレーション」を
過剰に行うと二酸化炭素濃度が非常に低くなり


必要な呼吸を促す指令が呼吸中枢に出される前に
酸欠を起こして意識を失ってしまうことがあります。



意識喪失は特に水面近くで起こり

シャローウオーターブラックアウトと呼ばれます。

水面に上がろうとしている際にブラックアウトになって
そのまま 溺死 と言うことも 少なくありません。




だからとっても 危険ですので
過剰なハイパーベンチレーションは行ってはいけません。


私達は 海の流れのチェックをする時
水面と水中の流れが違う時には
このハイパーベンチレーションをして 潜ってましたけどね 

誰かと一緒にスノーケルをしていればいいですが
一人でやってて ブラックアウトになってしまったら
みんなに気付いてもらうまで 時間がかかります。

そして スノーケルをしているのか 
うつ伏せになって 意識喪失しているのか
判断しにくいですからね   

やっぱり  海を  甘くみないで 


そう言えば 去年の金スマの無人島の時
吉川晃司さんが スノーケルしていたけど
ハイパーベンチやってたのかなぁ 
肺活量おぉそうだしなぁ