IMF モルディブ支援見合わせ報告を否定

国際通貨基金（IMF）は、同組織がモルディブに対して
財務支援計画を見合わせたとの報告を否定した。

モルディブを訪れたIMF派遣団ロドリゴ・クベロ氏
は、「見合わせたわけではなく、当局は引き続きモルディブを支援していく。
モルディブが嫌疑をかけられているというのは間違いだ」と記者らに説明した。

2009年12月に計画が認可されて以来モルディブに2つの支出支援を組織したと強調。
IMFによる2回目の経済発展調査は継続中であり、
再調査後に支援を提供すると述べた。

IMFの支援にも関わらず、経済問題へ続く不均衡やドル不足が発生している。
これら諸問題の根は、国の財務政策が弱いからである。

さらに、中央政府諸機関での従業員数削
減という大胆な計画にもかかわらず大きな効果は見られなかった。

今年早くに政府機能分散法案が通り賃金法案で
著しい賃金増加を導くと期待された」との声明
も発表。
同組織は、最近国会を通過したGST（物品税）を奨励はしているものの
財務維持に十分ではないとした。

ロドリゴ氏は、赤字予算を抑えるべく2011年予
算作成の重要性を強調し、経済に強くなるため
すべての機関が相互作用すること
を勧めた。
またモルディブ関係機関との会談は非常に有意義だったと述べた。