えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

ボクのおとうさんは、ボランティアというやつに殺されました

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    この記事を読んで なんだか今のモルディブを想い出しました。。

    ちょっと長いですが  読んでみてくださいね!







  ボクはおとうさんと山奥の村で幸せに暮らしていました。
毎日畑で採れたトウモロコシとイモを食べて、
川で魚を捕まえ、山で鹿を狩り、一日中一緒に過ごしていました。


    





  しかしある日、村にボランティアというやつが来ました。
そのボランティアはニホンという海の向こうから来ました。
そして、ボランティアはボクたちにこう言いました。
「トウモロコシとイモばかり食べていたら栄養不足になる。
これからはヤサイを育てて食べなさい」



その日からおとうさんはヤサイを育てるために、
一日中畑で働かなければならなくなりました。

トウモロコシとイモは育てるために手間はかかりませんが、
ヤサイは毎日世話をしなければいけません。
おとうさんと一緒に川で魚を捕まえる時間はなくなりました。



食事にはトウモロコシとイモの代わりに、
ヤサイが出てくるようになりました。

ヤサイとは、葉っぱが何枚も重なった丸い草や
とても苦い緑色の実でした。



ヤサイは初めて食べる味と触感で、
また食べたいとは思いませんでした。


それに我慢してヤサイを食べても、
トウモロコシとイモと違ってすぐにお腹が空いてしまいます。




またボランティアが来て、言いました。
「君たちは貧乏で何もモノを持っていない。
次はヤサイを売ってお金を稼ぎなさい」



おとうさんはヤサイを売るために、
毎日町と村を往復しなければならなくなりました。



しかも、今までは自分たちで食べる分だけの
ヤサイを育てていましたが、
これからは売るためにもっとたくさんの
ヤサイを育てなくてはいけません。



おとうさんはヤサイを売ったお金でテレビを買いました。
しかし、おとうさんと一緒に山で鹿を狩る時間はなくなりました。



ある日、またボランティアが来て言いました。
「もっと幸せになりたかったら、もっと働いてもっとお金を稼ぎなさい」

おとうさんは一年中お金のことを考えるようになりました。
今は昔よりもたくさんモノが家にあります。
しかし、もうおとうさんにボクと一緒に遊ぶ時間はありません。
ボクのことを考える時間もありません。
おとうさんは朝早くから夜遅くまでお金を稼ぐために働いています。



その様子を見て、ボランティアが満足そうに言いました。
「この山奥の村も、ようやく幸せな暮らしに変わった」

ボクの大好きだったおとうさんはもういません。
ボクのおとうさんは、ボランティアというやつに殺されました。













    どうでしょう?
  知らなければよかった お金儲けを 教えられて
  失ったものが たくさん。。。


   今のモルディブも そうですよね。


  まあ そこで 働いたんだから 何も言えないけど
  きっと 水上コテージをつくって  豪華なホテルにして
  お金をたくさん儲けてることで

    失ってしまったものが いっぱいあります

  それらは もう 戻ってこないんだもんね