えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

溺れてしまったら。。。。  泳がないで!

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   『自分の泳力なら、あそこの浜まで泳げるぞ』
『自分は水泳経験がある。だから回りの皆を泳いで助けよう』

水難事故が起きたとき、このような考えを持ってはいけません。
実は、水泳経験者ほど、死亡につながりやすいと言われています。




自然の海や川は、想像以上に波が荒かったり、流れが速かったり、水温が低かったりします。
プールや、安全が確保された遠泳会場を泳ぐよりも、はるかに大きく体力を奪われます。
その中で、救助隊もいつ到着するか分かりません。数時間、数十時間、数日間待たなければならないこともあります。


海、河川に落ちてしまったときは、「いかに早く安全なところに行く」方法を考えず、『いかに長く救助を待つ』方法を考えましょう。
洋服の浮力や浮いている木片などを利用し、『いかに楽な姿勢で浮いていられるか』を考えましょう。


また、500mlの空ペットボトルで5kg分の浮力があると言われています。
持っているだけで、少し楽に浮くことができます。




   



 





『助けない』だけでは語弊があるかもしれません。
『助ける側の安全が確保された上で、確実に助ける手段がある』という場合以外は、自ら助けてはいけないということです。

子供が川で溺れていて、助けに入った大人も一緒に亡くなられてしまった。
このようなニュースは残念ながら毎年耳に入ります。

もし溺れている人を発見したら、自ら危険を犯して助けるのではなく、『いち早く救助隊を呼ぶ』『浮き具を渡すなどして、溺れている人を落ち着かせる』ように努めましょう。
心が痛いかもしれませんが、それが助かる最善の策だと思います






   私が レスキューコースを教える時も  同じ事を言っています
   二次災害にならないように むやみに 助けにいかない。。

   溺れている人は かなり 馬鹿力を もっています
   むやみに 助けにいくと その人を浮輪にして
   必要以上に 水面から出ようとするので

   助けに行った人が 海に沈んでしまします。



   まずは 岸や 遠くから 落ち着かせて
   浮具を持って 助けに行きましょう


   もし 自分が溺れたかな?って思ったら   
    (思える人は まだ冷静ですね)


   仰向けになって 浮いてみましょう


   そうそう  モルディブでは
   某 あのお国の方が 足の立つ深さのところで
   溺れてなくなっています



   パニックになってしまうと 暴れまくり
   さらに お水を飲んでしまい
   もっともっとパニックになってしまいます




   STOP



   THINK



   ACT





   なにかあったら まず 全ての行動を停止して


   考え


   そして 行動しましょうね。