えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

救援物資より 義援金より今 必要なもの

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マスコミには取り上げられない
切実な思いが ここにもあります








ご近所のお宅の
お姉さんと話していたら。

「避難所に行こうかな~」って
ポツリといわれました。

そのお宅は
老夫婦の自営と
そのお姉さんのパートが
収入源なのですが

老夫婦の仕事の材料が
震災から全く入らなくなってしまい、
仕事が棚上げになってしまいました。

更に、追い討ちをかけたのは
お姉さんの職場が
倒壊してしまい
仕事が無くなったこと。

普段から
つつましい生活なのですが
体調が悪いため
ガソリンを入れるために
並べず

遠くまで
買いに行けないからと
近所の灯油やさんに
配達を頼んだら1缶2000円もしたそうです。

更に、食材だって
自宅にいれば
お金はかかりますが
援助の手はありません。

どうせガスも来ないし
お風呂に入れないのなら
タダで暮らせて3食作って貰える
避難所に行こうか
って言う話なのです。

我が家の近所では
老夫婦だけの家も沢山あり
普段はお弁当屋さんが
お昼を届けてくれたり、
介護保険のヘルパーさんに
お世話になっているお宅も沢山あります。

そんなお宅は
被災してすぐから
避難所生活を
余儀なくされました。

我が家も介護保険でくるはずの
ヘルパーさんが
ガソリンが無くて来れなくて
やっと先週再開したばかりです。
デイサービスも
同じ理由で
4月からやっと
使えるようになりました。

たまたま我が家は
自宅に人が居たから良かったですが(
私だって退院したばかりで自宅療養中につき、本当は戦力外です)

何のための
介護なんでしょう?
人の手を借りないと
生活できない人の所に
ガソリンが無いから来れないと言われた時は
呆然としました。

こんな大切な事を
取り上げたマスコミは
まだ私が知る限り
ありません。

震災で職を失い
自宅待機の人や

人の手を借りないと生活が厳しい自宅待機の人が

今度は栄養不良や
低体温症で
淘汰されていくのかも知れません。

避難所にいる人だけが
被災者ではないと言うことを
皆さんに知って頂けたら
嬉しいです。



本当に 救援物資も義援金も必要だけど

「介護の手」 と言うのも 今すぐに
必要なんですよね

被災者だからこそ 見える
貴重な 意見です。


Mさん ありがとう