えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

同情するなら金をくれ!はモルディブでは通用しない。

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みなさんの記憶にもまた残っている

  スマトラ沖地震による モルディブの被害。

私がいた トラギリは 環礁の真ん中だったので

  ほとんど 被害がありませんでした。

なので ほかのリゾートから 避難してきた人の

  話や  写真をみて 初めて 事の重大さに

    気付いたのですが・・・・。

この 津波の あと ある人から 


モルディブに 寄付したいので みんなに寄付の

声をかけてくれないか?

  と  相談されました。

もちろん 私は やんわり お断り。

  なんで????????????????

それは 現地にいた 私達が 見たものは

  あの時必要だったものは  「お金」ではなかったから。

日本政府も ほかの国からも いろいろなものが

  送られてきたようですが

「海水をろ過」する 装置を イギリスが運んだそうですが

  その 水さえも  売ろうとしていた

モルディブ政府

  モルディブ人の従業員の話では

送られてきたもの  お金とか日用品とか

  まずは政府が 取って ある程度のものを今度は

    アトールチーフ(環礁 長っていうのかな?)

     が 取って 家族や親戚に渡し

  残りを  島のチーフ達に 渡す。


そうなると  半分の半分の半分の半分になり

  結局  一般の市民には なにも 渡らない

だから 私達は 使わないタオルや着ないTシャツなど

  日用品を トラギリのみんなで集めて

島に帰る モルディブ人に 渡しました。

  日本人って お金を集めて お金さえ送れば

    「モルディブのみんなを助けた」感で

 満足してしまうんだと思うんだけど

そのお金がどのように 使われたか?とか全く興味ないし、

  本当はあの時に 何が 必要だったのかって

   思わなかったのかな

津波のあと 日本人観光客は ぱたーーっと来なくなりました。

  でも ヨーロッパ人は めげずに

   来ていました。

ヨーロッパ人は

  「今、モルディブのために自分たちができることは
    モルディブに行って、お金を使うこと」って

     言っていたような・・・・・。

それも  ありますよね。

 本当に残念だけど みなさんのお気づかいで

   集まった  数百万の 義捐金は

 一般のモルディブ人を 助けたのではなく

  上の 人たちの 肥やしになってしまったんですね。