えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

モルディブの津波のときに・・・・

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津波の あと 2ヶ月くらいして

  国際電話が かかってきました。

「GWにトラギリに行く予定なんですけど
   どんなじょうたいですか?」  という ご質問。

もう2月の中旬になっていたので

 日本人は ほとんどいなかったけど

ヨーロッパ人は  何事もなかったように

  来ていたので

「トラギリは 普通です」と 答えました。

  そしたら その日本人の人が

 「それじゃあ、今の トラギリの様子の写真10枚くらいと
    絶対に安全です という 証明書を送ってください」

       

      と 言ってきた。

 トラギリはまだ ダイヤルアップだし 写真10枚なんて

   送るのに大変だし そんな証明書なんて・・・・・と思い

 「そういうものは 送れませんので 証明書などは

    旅行会社さんにたのんだらいかがですか?」

  と  ダイビングインストラクターの私は すぐに

旅行会社さん  とか  GRO とかに 面倒なことは

   ふってしまう・・・・・。


  でも  その人は

 「いや、 現地の人の証明が必要なんですよ。

   そうじゃあないと 会社が OKしてくれなくて」


 だんだん  いらいらしてきた私は

   「だったら 今回は モルディブはあきらめて

     被害のなかった リゾート地へ行ったらいかがですか?」


  と  やんわり?  断った。

  どうしても  証明書は 送ってくれないのか?と言われたので

   絶対に 送らない。  と 答えました。

なぜかというと  そういう人に限って

  何かあった時には  人のせいにするから。

結局は 自分の判断なのに だれかにGOサインをもらわないと

  判断できない 人間は 

なにもなければ いいんだけど ・・・・ね。

  何かあったら  絶対に あの時あなたが・・・・に

なるので  はっきり言って 責任逃れです。

  さて  その人の名前もなにも 知らないまま

    GWを迎えた  トラギリ。

もうそのころは  すっかり  あの電話のことも忘れていたんだけど

  突然 30代の カップルの男の人が 

レストランで  声をかけてきた。


  「あの 野菜とかは 水道水で洗ってるんですか?」

  「はい。そうですよ。」

  「安全ですか?!?!」

  「うーーんどうなんだろう

  「魚は モルディブでとれた魚ですか?」

  「そうですよーー。新鮮でーーす」

  「安全ですか?」

  「水道の水でうがいしても安全ですか?」

  「さっき パンにハエが止まったんですけど
         安全ですか?」

     ふふふ・・・・・・・。

  なんて 答えよう・・と  思っていると

隣にいた 日本人ゲストが

   「危険かもしれませんよぉーー
      大変ですよぉーーーー
       口に入れない方がいいですねーー」


   と  からかった。

その 男の人は なにかあるとすぐに

   「安全ですか?」 と 質問してきたので

  安全おとこ と みんなが 名づけ

「安全おとこが来たぞー!!危険だぞーー!」と

  噂をした・・・。

たぶん あの 2か月前の 電話の主と

  安全おとこは  同一人物だと思うんだけど

でも そんなに 心配なら  やっぱり

  時期を ずらしたほうが良かったのでは?って

思いました。

  だって 何に対しても 神経質に考えていたら

     楽しめないしね。

もちろん  ほかのリゾートでは その後もリノベーションで

  閉鎖した ところも  ありましたが

トラギリは 本当に おだやかな  GWを迎えていました。

  そして 安全おとこは 病気になることもなく

元気に 帰国してきました。

  安全おとこは  元気かな