えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

日本人の値段が 下がったのは?

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その昔、 モルディブで働く日本人は

  とっても 貴重な 存在でした。

まず 「日本人ダイバーは英語が話せない」と言う理由から

 「日本語が話せるインストラクター」と言う存在がもてはやされました。

だんだん、モルディブにも ノンダイバーが来るようになり

 ホテルのスタッフも 日本人が ぼちぼち 必要になってきた頃

私は とーーっても びっくりしました。

 日本人ホテルスタッフの 給料が 

あまりにも 安い

 なんで? と 思っていたら 

以前にモルディブに遊びにきて モルディブ人と仲良くなり

 どうしても モルディブで 働きたくなったらしい。

まあ その時で 350ドル。

 それって 私たちインストラクターのコースコミッションよりも

低い 給料だけど

  まあ 彼女が 働きたいなら しょうがない。

そう思っていたら 数年後

  なんと 150ドル って リゾートが

しかも 往復の飛行機代は 自分持ち。

  でも それでも 日本人の 女子は 働きに来ていた。

150ドルって言ったら

  数時間で 飲んで歌って 終わってしまいますよね。

そして だんだん スクーバダイビングのインストラクターにも

     影響が・・・・。

「タダでもいいから 働かせてほしい」 と 言う人。

 ブルーシャーク2のインターシップ制度のように

ダイビングガイドとして 勉強になるなら 全然いいのだけど

 ここ数年 私のところに 来た 問い合わせは

   「部屋は一人部屋ですか?」
   「マーレには週に何回くらい行けますか?」
   「モルディブ人の友人がいるのですが招待できますか?」

     そんな 感じのものばかり。

ダイビングのガイドとして の 質問なんて 全くなし。


  こんなかんじで モルディブダイビング業界も

    変わってきたのであります。

はっきり言って 日本人の 給料の 相場は

  低くなって いきました。

でも ただの人、 安い人を 雇ってしまうと

 急に 親が病気になった・・・とか言って帰ってしまったり

 仕事が いい加減に なってしまう 事も 少なくありませんでした。

そんな  「ただでも いいから 働きたい」
      「安くすむなら 安い方がいいかな」

   的な 日本人とモルディブ人のルールが

サービス低下に 影響が 出てきたのかもしれませんね。

 だからと言って すべてのリゾートが 悪いわけではないですよ。

しっかりしてる 日本人スタッフも たくさんいます。

 でも もっともっと自分の仕事に誇りを持ってもらいたいですね。

タダでもいいから働きたいのではなく

  「こんなことも あんなことも できるから
     このくらいの給料は最低欲しい」   

  と 胸を張って 言ってもらいたい・・・・・ものです。