えいこのモルディブここだけの話&どうでもいい話

モルディブの海に魅せられてインストラクターとしての経験をそのままブログにしました。また趣味の食べ歩きや旅行、ライブの話もちょこっと。

釣り針につられたオランダ人の話。

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北マーレ環礁の ヒンマフシという島の近くは

  サーフィンだの、ダイビングだの サファリボートが

たくさん泊まっています。

  一度、バンドスに来たオランダ人ダイバーが

ヒンマフシコーナーで、サファリボートの上で釣りをしてた

  モルディブ人の釣り針にひっかかって

手を 怪我した 人 がいました。

  本当はダイビングポイントで釣りをしては

いけないのですが、そんなの守る人種では

     ありません。

ダイビングボートには私しか乗っていなかったのですが

日本人を連れていた私は一番最後にボートに戻り、

 運よく、そこにはすでに応急処置をしてくれた

ダイビングドクターの姿が・・・・・。

  その後、私たちはドー二の登録番号をメモし、

ボートクルーのガリボーと 警察に連絡しよう!と

    言っていたのですが、

やっぱり、ダイブバンドスの一番上である

モハメッドの意見を聞かなければ・・・・・・と

   意見をお伺いすることに。

現行犯逮捕はやぱりその場で連絡をしなければならないので

ボートをとめて待っていたのですが

   モハメッドの言葉は  「戻ってきなさい」のみ。

結局、なにもせずにダイブバンドスに戻った私たちは

  モハメッドの応対にびっくり!

ダイビング20分くらいで、釣られてしまって

  浮上したのに

10分以上潜ったからと ダイビング代は

   通常通りとる!!!と

それはないだろうと抗議をしたんだけど

  モハメッドは

「なぜ、うちが損をしなければいけない」と。

そうだけど、でも、やっぱりダイブバンドスの

  ボートダイビングで起こった事故なのだから・・・・・と

もう一度言ってみたけど、聞く耳もたず・・・・。

  しかも、釣られた、釣り糸についていたルアーが

とってもいいものだ!と大喜びして

  持って帰ったモハメッド。

あんな人が、上にたって、ダイビングセンターを

  任されてるなんて、

本当に私は情けなかった。

  でも、オランダ人はとってもいい人で

「応急処置をしてくれたから、大丈夫だよ!」と

  笑顔で去っていきました。

でも、彼らは 二度と  バンドスには  来ないだろうな。

  それとも

これがモルディブ・・・・・って思ってくれたのかな。