ここ数日ニュースになっている 東京ドームシティでの事故で
ちょっと 思うことがあったので。。。
この事故の事ではないんですが
モルディブにいらっしゃる日本人ダイバーは
ダイビング雑誌や 最近はネットを観て
「あのポイントに潜りたい」と リクエストしてくる事が多いですよね
その気持ちも とってもわかります
有名で 素晴らしいポイントたくさんありますからね
でもその中には カレントが強い時は かなり 難しいポイントがあります
特に流れが ＩＮ
の時
バナナリーフグライドウコーナーエンブドウｅｘｐｒｅｓｓとかね。
そんなに流れてなければいいんだけど
特に グライドウや エンブドウなんかはチャネルなので
潮当たりによっては 本当に 無理な時もあります
それから バナナリーフは ＴＨＩＬＡ （根）になってるので
ジャンプのタイミングを間違えたら アウトな時もありますよね
アップダウン
のカレントもはいってくるし横を向いた時に レギュがはずれて パニックになって
急浮上して エアエンボリズム（肺の過膨張）になったダイバー
横を向いた時に マスクが外れて パニックになって
そのまま 亡くなってしまったダイバー
いろいろな 事故例が あります
そこで 何が問題になるか
と言うと「ガイドの判断」 です
カレントチェックをして 今日のダイバーのレベルだったら大丈夫だろう
とか
ちょっと無理かな
ッてな時もたくさんありますそんな時 「ポイントを変えます」と言う勇気
日本人のダイバーの中には
「ここに潜りたいから このリゾートにしたんだ」
「ダイビングの料金を返せ。ここに潜れないならもう潜らない」
「帰ったら 旅行会社に言うぞ」
な～んて 罵倒する人 たくさんいました
前にも言ったかもしれないけど
旅行会社にクレームを言おうが ネットで中傷しようが
私は 全く 動じませんでした
だって そこで ダイビングをして 事故があって
誰かの命が 一つ なくなるよりも
文句言われた方が 全然 まし
きっと事故があった時
「何故あの時に やめなかったのか」
「あの時にちゃんと 断っていれば」ってなるはずなんですよね
ちょっとした判断
お客様には せっかく日本からきてくれたんだから
潜りたいポイントに潜ってもらいたい
楽しんでもらいたい
そう言う気持ちは あるから
もしかして 「あなたは だめです」と言うことができないのかも
しれないね
でも ダイビングは 「命」にかかわる事
ちょっとした 私達の判断で 安全に終わるか
事故になるか わかれるんだと思います
あの ドームの事故では なにがあったんだか
わからないけど
ちょっと ダイビングのことを 想い出してしまったので
書いてみました
だから これからも ダイビングを続けて行くみなさん
ガイドの言うこと ちゃんと聞いて
アドバイスもしっかり 受けましょう
事故を起こさないこと それが 一番だからね
私が教えたダイバーのみなさんは
「旅行会社に文句言うぞ」とか
「ネットに書くぞ」 な～んて 言わないようにね
どんなポイントでも どんな環境でも
楽しめる ダイバーで いてくださいませ
